1級管工事施工管理技士 試験概要・受験資格

1級管工事施工管理技士 試験概要

1級管工事施工管理技士とは

1級管工事施工管理技術検定試験は、建設業法第27条に基づき、(財)全国建設研修センター(国土交通大臣指定試験機関)が実施する国家試験です。本試験に合格すると、「1級管工事施工管理技士」の称号が得られます。

資格のメリット

  • 管工事業における営業所に置く専任の技術者として認められます。(建設業法第15条)
  • 管工事業における現場に配置する監理技術者および主任技術者として認められます。(建設業法第26条)
  • 所定の手続きにより「監理技術者資格者証」が交付され、また「監理技術者講習」を受講することができます。(建設業法第26条)※公共性のある工作物に関する建設工事の監理技術者は必須です。
  • 経営事項審査制度(経審)により、資格者1人あたり5点が企業の得点となり、公共工事等を受注する際の技術力として評価されます。

試験実施機関

一般財団法人 全国建設研修センター 試験業務局管工事試験部管工事試験課
〒187-8540 東京都小平市喜平町2-1-2
TEL 042-300-6855(代)

試験日程

第一次検定受検申込書発売令和5年4月10日(月)
受検申込開始令和5年5月8日(月)
受検申込締切令和5年5月22日(月)
試験日令和5年9月3日(日)
合格発表令和5年10月5日(木)
第二次検定試験日令和5年12月3日(日)
合格発表令和6年3月6日(水)

試験地

札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇

受験手数料

第一次検定 10,500円 / 第二次検定 10,500円

受験資格

(1) 1級 第一次検定

次のイ、ロ、ハ、ニのいずれかに該当する者

区分学歴又は資格管工事施工に関する実務経験年数
指定学科指定学科以外
大学卒業者
専門学校卒業者(「高度専門士」に限る)
卒業後3年以上卒業後4年6月以上
短期大学・5年制高等専門学校卒業者
専門学校卒業者(「専門士」に限る)
卒業後5年以上卒業後7年6月以上
高等学校卒業者・専門学校卒業者(「高度専門士」「専門士」を除く)卒業後10年以上卒業後11年6月以上
その他の者15年以上
技能検定合格者 ※110年以上
高等学校卒業者
専門学校卒業者(「高度専門士」「専門士」を除く)
卒業後8年以上の実務経験(その実務経験に指導監督的実務経験1年以上を含み、かつ、5年以上の実務経験の後専任の監理技術者による指導を受けた実務経験2年以上を含む)
専任の主任技術者の実務経験が1年以上ある者高等学校卒業者・専門学校卒業者(「高度専門士」「専門士」を除く)卒業後8年以上卒業後11年以上※2
その他の者13年以上
2級合格者

○実務経験年数は、試験日の前日までで計算してください。
○実務経験年数には、指導監督的実務経験を1年以上含むことが必要です。
※1 1級の「配管」(建築配管作業) の合格者、又は、1級の空気調和設備配管、給排水衛生設備配管、配管工の合格者。
※2 職業能力開発促進法による2級配管技能検定合格者、給水装置工事主任技術者にあっては9年6ヶ月以上となります。

(2) 1級 第二次検定

次のイ、ロ、ハのいずれかに該当する者

1級管工事施工管理技術検定・第一次検定の合格者 ※ただし、上記(1)ホに該当する者として受検した者を除く
1級管工事施工管理技術検定・第一次検定において、 上記(1)ホに該当する者として受検した合格者のうち(1)イ、ロ、ハ、ニまたは所定の実務経験を有する者
第一次検定免除者
1) 技術士法による第2次試験のうちの該当部門に合格した者で、第一次検定の合格を除く1級管工事施工管理技術検定・第二次検定の受検資格を有する者

■指定学科とは、土木工学、都市工学、衛生工学、電気工学、機械工学又は建築学に関する学科をいいます。
■実務経験年数とは、管工事の施工に関する技術上の職務経験を合計した年数をいいます。
■実務経験年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が必要です。
■指導監督的実務経験とは、管工事の施工にあたって、現場代理人・主任技術者・施工監督・工事主任などの立場で部下等を指示、指導又は監督し、工事の施工管理を適確に実施した経験をいいます。
※詳細については、『受験の手引』(願書) をご覧いただくか、お問い合わせください。

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